バッチファイルの基本構文は非常にシンプルで、初心者でもすぐに理解できます。
ここでは、基本的なコマンドの書き方とコメントの記述方法について説明します。
目次
バッチファイルのコマンドの書き方
バッチファイルに書かれるコマンドは、基本的にコマンドプロンプトで使うものと同じです。
例えば、以下のようなコマンドが使用されます。
echo Hello, World!
dir
copy C:\source\file.txt D:\destination\
最初の行は「Hello, World!」というメッセージを表示します。
次の行は現在のディレクトリの内容を表示し、最後の行はファイルをコピーします。
これらのコマンドをバッチファイルに記述して保存し、実行するだけで順番に処理されます。
バッチファイルのコメントの記述方法
バッチファイルにコメントを追加することで、スクリプトの内容を分かりやすく説明することができます。
コメントは「REM」または「::」を使って記述します。
REM これはコメントです
:: これもコメントです
echo これはメッセージです
コメントは実行時に無視されるため、スクリプトの説明やメモを書き込むのに便利です。
これにより、他の人がスクリプトを見たときにも内容が理解しやすくなります。